あたりまえの事ですが、痛みなどといった体の症状が現れた場合、まずは何らかの治療が必要になります。 そして治療により症状が緩和、または消失したら、再発しないための予防が必要になります。

定期的に治療を受けることも大切な予防法ですが、自分自身の体を自分で管理しようという心構えが一番大切だと思います。
では、どのようなことに気をつけることが予防になるのでしょうか。

1)症状に対する直接的な予防をしましょう。
症状を起こす直接的な動作などを理解することが局所的な再発予防のために大切になります。 また治療期間中にアドバイスされた正しい姿勢を意識し、簡単なエクササイズやストレッチなどを毎日行う習慣を身につけましょう。

2)体調を整えて間接的にも予防しましょう。
食事について:

野菜や小魚を中心にした食事で、腹八分を心がけましょう。
大豆食品や梅干などといった日本古来の発酵食品を摂取して、胃腸を整えましょう。
毎日できるだけ同じ時間帯に食事をするようにしましょう。
疲れているときや体調の悪い日、下痢気味のときは、刺激物や脂っこい食事は控えて夕食も少なめにしましょう。

睡眠について:

睡眠は体にとってエネルギーの充電期間のようなものですので、しっかりと睡眠時間をとりましょう。
もう一つ大切なのは就寝する時間帯です。例えば、時差ぼけの時に睡眠時間は足りているのに身体の生理 機能が失調するのは、体内時計のリズムが乱れ自律神経に影響するからと言われております。やはり早寝 早起きが理想的なので、一週間のうち2〜3日は早く寝るように心がけましょう。
また、特に治療を受けられた日は治療効果を高めるためにも早寝することをおすすめします。

運動について:
歩行のすすめ

一日に30分程度のウォーキングをすると体に様々なよい効果があります。
1)骨盤の調整作用がありますので、腰痛や肩こりなどの予防になります。
2)足は第二の心臓と言われていますが、歩行によって心臓に血液を送り返すポンプ作用が働き全身の血液循環がよくなります。また呼吸も活発になり新陳代謝がよくなります。
3)お通じやお小水の出がよくなります。
4)精神のイライラや落ち込みがあるときも、歩行によって気分転換ができるという効果があります。

気分転換について:

現代人は様々なストレスを受けていますが、うまく気分転換ができずそのような精神的な疲労を処理できないでいると それが少しずつ蓄積していき脳が疲れきってしまいます。肉体的な疲労と違い、なかなか睡眠や休息だけで解消できない ので、なにか夢中になれるものを見つけるとよいと思います。笑いや喜びや生きがいを感じることが、脳の疲労回復には 最も効果があるのです。

ストレッチについて :

悪い姿勢の習慣や仕事の内容によって負担のかかった筋肉に対して、 お風呂上りや就寝前に5分程度の簡単なストレッチをしましょう。
睡眠によって得られる回復力もあがります。疲れている方や忙しくて運動が できない方は鍛えるよりもコンディションを整えるほうを意識して、このほかの養生法 と併せて行うとよいでしょう。


* copyright : murai-chiryoin 2006 *